待つ側は1分でも長い。その患者様の気持ちを忘れない。人の身になれ信頼される薬剤師になりたい。
私のトレードマークは笑顔。それが当たり前でも自慢でもある私にとって、入社半年後に訪れた出来事はちょっとした試練でした。
それはある患者様にお薬をお渡しした時のこと。待ち時間が長いことにお叱りを受けたのです。まだ経験が浅かった私はこれまでになかった患者様の強い口調と表情に緊張してしまい、対応を終えた後、奥の調剤室で涙してしまったのです。患者様は非常に体調が悪く薬について不安もたくさんあったに違いないのです。
しかし、その患者様の帰り際の言葉は「ありがとう」でした。それから私は待合室と調剤室で感じる時間の違いを常に意識しながら、患者様目線になれるように心掛けるようになりました。
初めて患者様に「ありがとう」と言われたのは入社2ヶ月目の時。初めて服薬指導をした日であり「ありがとう」という言葉をかけて頂けるこの仕事の素晴らしさとやりがいを実感した私の記念日です。今は「その初心を忘れずに頑張ろう」という前向きな気持ちを大切に店頭に立つ毎日です。
佐藤 愛 2009年入社(薬剤師) 薬局長にステップアップし、今後も、家庭と仕事は両立していくつもり!
入社当時、「病院内と調剤薬局の薬剤師の連携」について、強い関心をもっていました。患者様が入院中受けていた投薬を私たちがどう引き継ぐべきなのか、知りたかったのです。 そんな希望を汲んでいただき、最初の配属は特定の病院と繋がりの太い調剤薬局になりました。院内との関わりが日常的で、2週間の病院実習も経験。薬剤師の使命についての視野が広がり、 知識も深まりました。
7年半勤める中で結婚。早めに帰宅したい気持ちから異動願えを伝え、市街地の調剤薬局を経験後、通勤に便利な都心の店舗に薬局長として異動しました。責任者となれば、調剤業務だけでなく 売り上げをはじめとする数字、マンパワーの配分など経営のことも考えなければなりません。最初は「どうしよう!!」と。しかし、アポックは部長や上司がみんなフレンドリー。何でもその都度 質問・相談してアドバイスをもらいながら、現在4人の薬局を切り盛りすることに試行錯誤の毎日です。その傍ら、学会や出身大学の勉強会に出席するなどキャリアアップの機会も用意され、 今は「何にでもチャレンジしてやれ」という姿勢です。ストレス発散法は年に1度の海外旅行。薬局長になり忙しくなったのに、家庭と両立していこうという気持ちがますます強くなっています!
山野 亜記子 2000年入社(薬剤師) 「患者様第一の誠実な仕事をする」。堂々と言え、実行できる場です。
入社6年目で薬局長になりました。それもクリニックの開業に合わせた伊奈店のオープンに際してで、”ゼロからの薬局立ち上げ”の貴重な体験をしています。
オープンにあたり大切にしていることは、二人三脚となるクリニックの先生とと共に、地域で信頼される医療機関となることです。
私には夢があります。それは伊奈町の相談所のような薬局を作ること。患者様に安心して安全に処方された薬を飲んでもらい治療に専念していただく。それだけでなく、買い物帰りの方が健康相談に 寄れ、お手持ちの薬のことでさえ気軽に相談できるような場所にすることです。そのためにもきれいで明るく開放感のある店を心掛けました。もちろん外観や内装の配慮だけで人との接触は増やせません。 今後は楽しく役立つイベント企画を実施しながら、伊奈店のファンを増やしていきます。子供向け「薬剤師のお仕事体験」などもその一つ。独自イベントで地域のみなさんと知り合い顔馴染みになっていく。 小さな出会いを積み重ねながら、街の医療の中心地を目指します。
私は就職活動で複数企業の面接に臨み、理念や仕事場を研究しました。「利益よりもまず患者様第一の誠実な仕事を」。人事がそう言い切れる日本アポックがいちばん輝いて見え、実際そこに嘘がない 会社だと実感しています。
塩見 拓 2006年入社(薬局アポック川口幸町店薬局長・薬剤師) 多様なアイデア、たくさんの切り口を会社経営に生かす。「人を大切にする経営」が最大の自慢で。
患者様、そして社員。私は「関わるすべての人から愛される会社にしよう」という考え方に共感し入社を決めました。例えば当社はあらゆる場面で”ワールド・カフェ”効果を引き出すため、スモールグループ ディスカッションを大切にしています。一人ひとり違うたくさんのアイデアや切り口を出し合い、それをみんなで揉んで会社経営に生かすため。ですから職場の環境作りやワークライフバランスの整備まで、 ボトムアップで改善・進化させていく風土が根付いています。
医療とは、絶対に人を介さなければ提供できないものですし、良い医療を提供するには社員の安定がとても大事。イキイキと働ける環境だからこそよい仕事ができ、またキャリアアップにも前向きになれます。 そこを会社の生命線と考える日本アポックは、社員の期待を裏切らない会社だと、私は胸を張って言えます。私は現在、12店舗の経営支援を行なうポジションで、時には未来の薬剤師・実習生の研修など 担当します。薬剤師としてじっくりキャリアを重なる道もありますし、薬局長、新店の立ち上げ、教育担当や在宅など皆さんが活躍できる場がたくさんあります。是非、お待ちしております!!
※ワールドカフェ:知識や知恵は機能的な会議室で生まれるのではなく、人々がオープンに会話し、自由にネットワークを築ける『カフェ』のような空間でこそ創発されるという考え方に基づいた話し合いの手法
井出 実 2001年入社(店舗運営部次長 兼第一グループ長)